式中の定数を作成する

式中の定数を作成する方法

gnuplotでは式を入力するとその式の通りにグラフがプロットされますが、プロットしたい式に定数を含める事により入力作業が簡単になる場合があります。その定数の値は後に変更が可能ですので、これを上手く使えば効率的に複数のグラフをプロットできます。

定数を作成したい場合、例えば1の値を持つaを作成したい場合は、コマンドで a=1 と入力します。また show variable と入力すると、今定義されている定数の一覧が表示されます。

以下は、定数aとbを作成し一次関数をプロットした例です。最後に show variable と入力し、定義されている定数の一覧を表示しています。その一覧を見るとわかりますが、円周率として pi がデフォルトで定義されています。

gnuplot> set grid
gnuplot> a=2
gnuplot> b=10
gnuplot> plot a*x+b
gnuplot> show variable
Variables:
pi = 3.14159265358979
a = 2
b = 10



2009/04/20 更新