ファイルの数値データをプロット

ファイルの場所へ移動

gnuplotでは、膨大な数値データが書き込まれたファイルから、数値を読み込みプロットさせる事ができます。それをするためにgnuplotにファイルの場所を教える必要があります。そのためにコマンドでcd 'ファイルの場所'と入力します。

ファイルの場所には、目的のファイルの場所情報を入力します。キーボードから入力すると面倒なので、ファイルのプロパティを開き、場所をコピーしコマンドにてペーストすると簡単です。

ここでは例として、gnuplotが用意したファイルからデータを読み込みプロットしてみます。
gnuplotの様々なファイルが入ったフォルダをCドライブに置いておいた場合、サンプルデータが入ったファイルの場所は以下のようになります。

C:\gp400win32\gnuplot\demo

これは以下の通りファイルのプロパティを開けば容易にわかります。ここでは1.datのプロパティを開きました。



gnuplotで入力するときは

gnuplot> cd 'C:\gp400win32\gnuplot\demo'

と入力します。またgnuplotが現在どの場所に移動したか知りたいときは、コマンド pwd を入力するとわかります。

グラフを表示させる

ファイルの場所へ移動させたら、後はプロットするためのコマンドを入力します。そのためにはplot "ファイル名"と入力する必要があります。サンプルデータを1.datに書き込まれた数値データをプロットしたい場合は以下のように入力します。

gnuplot> plot "1.dat"

すると以下のように表示されるはずです。上記のように入力するとgnuplotでは点で表示されていますが、以下の画像とは点の形状が違うかと思います。これは画面に出力したものと、画像ファイルとして出力したものでは、点の形状が異なるためです。

2009/04/20 更新