replotによる入力の効率化

一度プロットしてから値域など変更した後は、replotを使う

gnuplotで一度グラフを表示させた後、値域やグラフの見え方などを変更する事がよくあると思います。変更した後、再び同じグラフを表示させるには、グラフをプロットした時に入力したコマンドを再び入力する必要はなく、コマンド replot で再表示が可能です。特にグラフのプロットに長い入力が必要なときに、replot を使うと大変便利です。

以下は一度三角関数 sin と cos のグラフをプロットし、グリッドの表示と値域の変更をしてから、再び同じグラフをプロットした例です。replot を用いる事により、再び plot sin(x) と replot cos (x) の入力をする必要がなくなります。

gnuplot> plot sin(x)
gnuplot> replot cos(x)
gnuplot> set grid
gnuplot> set xr[0:10]
gnuplot> set yr[0:1]
gnuplot> replot

すると以下のように表示されます。
2009/04/20 更新